裁判ではなく、調停だった。来月の頭にやるようで。

調停とは、裁判にするかしないかの前段階的な、比較的穏やかな話し合いなんだと。

祖母の遺産なんて長女一家がとっくにまるまる騙し取ったものだと思っていたが、まだちょっと残っていたようで、祖母の死後にそれらの一切が凍結されてしまっているのであった。そして長女一家はその遺産を寄越せと言ってきておる。

んでその額なんだが(詳しく聞いてないけれども)、相談した人が「そんなもん裁判所が相手にしてくれないだろw」と口を揃えて言うレベルなんだそうで。それいくらだよ!?と逆に気になったけど、そういうのは聞かないでおく。

要するに、もう終わっているのだ。長女一家の親父は狂ってしまったのだ。母としても別に争うつもりはなく、素直に言ってくれれば判子を押したのに、と何度も言っていた。しかし亡くなった祖母へ罵詈雑言吐きながら金を寄越せ金を寄越せと怒鳴りたててきたら、絶対判子なんて押してやんない!となるわけである。人間いくつになってもこんなもんだ。

狂った親父は、過去に自身の親を相手に裁判沙汰を起こしたことがあるそうで、だから俺は法律を知っているんだ逆らう奴は叩きのめすんだ、と次女への電話で電話で啖呵を切ってきたようだ。だったら勝手にしろ、と吐き捨てて充電口に置こうとする電話口から「ほんなら裁判じゃあー」という怒鳴り声が飛んできたのがとりあえず最後の会話だということだ。「置こうとする電話口から怒鳴り声が飛んでくる」ってところが昭和っぽくて演劇じみてて個人的にとても気に入った。

なんだかとてもアホらしくなった。テレビもネットも現実も、どいつもこいつも人を騙してでも何をしてでも拝金拝金くそったれ。

今までにたくさんの仕事をしたけど、ほとんどすべての仕事は人を騙すってことを当たり前にやっていた。それは法律に触れるものや、ハラスメントや、普通にやってはいけないとされていることなのに、そんなものを守っている職場なんて片手で余るくらいしかなかった。

そりゃあ金は欲しい。ある程度人を騙す結果になることがあるのも仕方がないとは思う。だから罪悪感だけは忘れずにいたい。でもそんなもん持っててもつけ込まれるだけだったよ。人を騙してもなんとも思わない奴が得をする仕組みになってるんだから。変わろうかと思ったけどやっぱりできなかった。そろそろ潮時なのかもしれない。

そりゃあ北朝鮮はミサイル開発するし、ISISは首を落とすよね。