ヒップホップの世界にリアルとフェイクという言葉がある。ちょうど最近、ラッパーのmc漢とdogmaとの一件があった。要するにこれはリアルとフェイクの話だ。かいつまんで言うと、mc漢はリアルであることを信条にラップをやってきて、それについてきた仲間がたくさんいて、その一人がdogmaだったわけだけど、そのdogmaが漢を暗にdisったラップやった。そのdisの何がダメだったかって、簡単に言えばシャブダメだよっていってるやつがシャブやってたっていう話。フェイクってのはつまりそういうこと。他に付け足すことはないんだけど、これだけで理解できない人はたぶんたくさんいるんだろうと思う。だからこそリアルってことに価値があるわけだから。

演出だの方便だの後からなんだかんだ言い繕うことはできるわけ。でもそれがダサいという価値観がリアルなわけで、リアルな生き方を貫いてる人間が作ったクルーの中にフェイクやる奴がいたら、それはもう大問題なわけ。他の人間もフェイクなんじゃないかってことになるからね。軽い話じゃないわけよ。

わかりやすく例えれば、炎上マーケ みたいなことって全部フェイクなわけよ。当人の人間性とかそっちのけで、バズればいい人の目を集めればいいっていうのを最優先目的でやってるから。ほんで注目集めた後で実はあれは…って言い訳ぶっこくわけ。普通に考えたらそんなダセえアホに誰がなびくんだよと思うけど、現実はそんなアホばかりだ。

俺がネットやはてなを見ててムカつくのも、そこにいる奴らが全員フェイクだからだ。例えば最近のタイツの炎上だと、要はタイツにエロを感じてる奴らが同じ奴らに向けた公私混同の企画を企業名目でやったって 話なんだけど、その当人らも擁護するアホどもしたり顔で偽善的なこと言ってる奴らも、全員エロが好きだってことをひた隠しにして知った風な口を聞いてるってことだ。フェイクなんだよ。

そこははっきりさせた上でなんか言えよってことなんだよ。もちろんはっきりさせたからってダメなもんはダメなんだけど、それがわかってるからこその所業なわけで、そこが卑怯でキモいって話なんだけど。この手の公共の場にポルノ持ち込み案件はあまねくフェイク野郎しかいない。だから議論以前の次元なんだけど、誰もそれを指摘しないし受け入れないし理解していない。だからこの手の問題は無くならない。本当の話をしたがらないんだから。

 

どこもかしこもフェイクばっかりだ。かといって、じゃあ悪の世界にしかリアルはいないのか?ってそんなことはない。あるわけはない。フェイクの情報に埋もれているだけだ。フェイクにとってリアルはなにより都合が悪いから。