ちゃんくろ と ちゃんさば
ちゃんくろ
石屋のおっさんのところに居着いていた野良
生後2年くらい
真っ黒
人間の陰毛にあたる部分だけ毛が白い
あんまり鳴かない(サカった時はすさまじい)
懐かないわけではないが、人とは一定の距離を保つ
健康体だが少食のモデル体型
栗山千明的かわゆさ
超ビビリ
常に何かを警戒してる
近くで香箱座りするくせに絶対触らせてくれない
毛並みには異常なこだわりを見せる
いつもしっとりツヤツヤ
後輩のさばちゃんをいつもそっと陰から見守る存在
サカりがハンパない
性欲を持て余してる感じ
サカった時だけすがりついてくる
動くものとかに興味は示すが見てるだけ
サカリが来る前は元気で懐きも良かったが
サカリ後に劇的に大人びた感じになった(気がする)
去勢後
退院初日から手術痕を舐めまくる(未抜糸)
機嫌がとても悪い
さばちゃんがちょっかいをだすと珍しくガチ切れする
ひとまわり小さくなった気がする
いつも以上に動かなくなった
ちゃんさば
雨の日に車の下で震えてた野良
生後1年くらい
サバ白
左目と右脚が不自由
それでも1メートルくらいなら軽々と跳ぶ
ほとんど鳴かない(鳴いても蚊の鳴くような声)
初対面でもよく懐く&よく舐める
柱にしがみついて登れたりする(困る)
体は小さく成長は遅め
音には反応するが声は無視
好奇心旺盛でいたずら好き
動くものには必ず飛びつく
見守るくろちゃんに猫パンチしてケンカになることもしばしば
最近はペットボトルのキャップでサッカーするのが日課
毛並みを整えることはあまりしないのでパサっとしてる
まったくサカらない
去勢後
(おそらく)サカリが来る前の去勢
退院初日から運動量が少なくなったがよくウロつく
去勢前と行動は基本的には変わらない
と思ったけどやっぱりちょっと大人しくなった。
これまではかすれるような短い単音の鳴き声だったが
小さいがはっきりした声で鳴くようになった
ゆきずりにアゴを撫でるよりも深い関係を築いた猫は人生でたぶん10匹くらいはいたが、思えばみんな性格が違ってた。当たり前っちゃ当たり前の話なんだけど、どこかでどれも同じようなもんだろうと思っているところがあった。
昔、庭に居着いてた超いじめられっ子がいたが、その猫と突然現れるようになったその子供とおぼしき猫だけはまったく見分けがつかなかった。2匹が同時に現れることはごく稀にしかなかった。10年以上経ってから家で飼うようになり、面倒を見だしてから20年近く生きたが、それがどちらだったのかは誰にもわからなかった。