その言葉はどこ向いてる?

なんか図書館で働いてる増田がクレーマーに困ってるみたいな話があった。

最強で最高のクレーム対応は、そいつと仲良くなることなんだよなあ。難しいけど間違いない。

自分にも経験があるけど、嫌な客への対応ってこっちの気持ちがダダ漏れてるんだよね。増田も嫌だなと思いながら対応してたんだろう。人間は自分に向けられた負の感情は特に察しやすいからね。自分から歩み寄れるかどうか、それだけ。それでもダメでした、ってケースは俺が知る限り無い。まあ他の客からその客にクレームがきたら潮時だけど。

システム的にそのクレーマーを排したところで、それはなんの経験値にもならないよな。

 

ところで俺がカラオケが嫌いなのは、例えば同級生数人で居酒屋で軽く飲んで、なんとなくなだれ込んだカラオケ屋でDragon Ashが大好きなやつが我先にグレイトフルデイズを入れて歌い出し、女のパートになると自然に女が入ってきて…っていうあの生温い空間の中でどういう顔をすればいいのかわからないからだ。いや、どういう顔をすればいいのかはわかっている。でもそれは気持ちよくないのにアンアン喘いでるみたいでヤダ。なんで気の置けない友人たちとの飲みの席で社交辞令みたいな嘘をつかにゃならんのだ。たぶん実際はそれなりにノッているんだろうけど。言葉だけなら方便というものもあるが、体全体を使って嘘をつくのは疲れるンだわ。そんなことをするためにここにいるわけじゃないんだよ。だから俺は千昌夫のモノマネで吉幾三を歌ったり、吉幾三のモノマネで千昌夫を歌ったりするんだ。こっちからファウルのラインを引いてやろうという魂胆だ。スラムダンクで言うと、湘北対陵南で4ファウルして一旦ベンチに引いたけどやっぱりいないと勝負にならんって出てきた魚住が戻って早々に赤木に強く当たっていった的なやつね。まあたいていインテンショナルファウル取られるんだけど。こっちのノリにだって合わせて欲しいじゃん。まあそんなことしても疲れるだけだからそもそも行きたくないよなあって話になるわけで。

 

それはそれとして、それって誰に言ってるの?って思うことあるじゃない。本当はそう思ってないよね?っていう。

それって俺じゃなくて自分に言ってるよね?

俺になんて言ってもらいたいの?

こう言ってもらいたいの?みたいな。

自分を卑下しているようで慰めてもらいたいだけ、みたいな。

自虐のようで「そうじゃないよ」って言ってもらいたいだけ、みたいな。

 

俺はそういうやつがリアルでいたら、わざと相手が求めていることを言わないでやきもきさせようとしたくなるタイプです。

なんかね、そういうやつ多いンだわ。ただ自分語りするだけなら「うっぜえ〜」くらいなもんだけど

、さらに相手が求める正解を言わせようとしてくるとチョマテヨってなるわな。

それは会話じゃねーぞと。俺はお前を気持ちよくさせるためにいるんじゃねーぞと。そう言いたくなるんだけど、たぶん自覚がないんだろうから、そういう話すると説教じみてくるし、なんかこっちが悪いみたいになっちゃうんだよな。

ま、別にいいんだけど、本当にそう思っているのか、どうしてそう思っているのか、それに対して自分の求める返答を暗に相手に求めていないか、核になる部分を話さずに済まそうとしていないか、人に話すときはそういうことを今一度考えてからにしてほしい。