とてもイラッとしました

たまに無性にオールディーズとかロカビリーとかが聴きたくなる。そんな時は、昔winmxでアホほどダウンロードしたファイルを漁るのだが、もうだいぶ処分してしまっている。

いわゆる昔の音楽を聴くと、レゲエを聴いても、ファンクを聴いても、ロックを聴いても、油絵のような立体感のある色が付いていて、良いなあと思う。

 

間奏のところがウクレレ漫談のぴろきっぽくてすこ。

 

俺が生きているうちにこういう歌が新しく出ることはもうないのかな、なんて思うとさびしい。

 

ところで、Youtubeを観てるといきなりCMが始まって「おい」みたいになるかと思いますが

 

し〜んぱ〜い…ないからねぇ……きぃみぃのぉおぉもぉぉいぃ…がぁ……

 

ていうのが流れてくる率がハンパなくてほとほとうんざりしてる。あのくっさい歌い方やら、赤ちゃんで出汁を取る卑劣なやり口やら、バイオリンでエモさを演出してまーす的なアレンジやら、全面的にあざとさのみで作られているクソ演出クソ歌のクソCMが今の世の中の虚無り具合を象徴しているようでものすごいイライラするw みてくれだけ上手に整えればいいでしょ?って感じほんと嫌いだわー。お前ほんとに最後に愛が勝つと思ってんの?って真顔で問い詰めたくなる。なりふり構わない力強さでもって歌い上げるKANの姿に聴いてるこっちが恥ずかしくなる、「愛は勝つ」ってそういう歌だし、愛ってそういうもんでしょうが。

 

こんなことを思うのも、昨日民放でやってた「カメラを止めるな」を観たからだ。

そうそう、こういうのでいいんだよ、的な普通の面白さ。普通の物語。普通の映画。なんか懐かしい気持ちなったよね。昔はこういうのよく観てたなー的な。今こういうのほんとないよねっていう。こういう普通の創作を宣伝してくれないのな。俺が観たいのは広告でも芸能人でもなくて、普通の作品なんだなって。漫画や小説を原作にして芸能人を起用して金もかけて、そうやって形だけ整えて広告打ちまくってなん億円売り上げましたみたいな、そういうことじゃねーだろっていう。色が淡いんだよな。薄い。

カメラを止めるなを観ると、今のメディアやエンタメと呼ばれているものがいかに広告としがらみでできているのかっていう現実を突きつけられているような気持ちになった。これ300万で作ったってよ。うん億円で作ってるクソ邦画はいったい何に金使ってんだよっていう。まあ技術力の研鑽とか使い道とかで投資的な金の使い方はいいけど、まあそういうことではないよね。んで売れたからってんでものすごいスピードで民放で放送されるという皮肉な展開も映画の展開とすっげリンクしてて面白さにコクが出てるっていうね。1日寝かせたカレー的な。

くれぐれも間違えないで欲しいのは、昔は良かった的なことじゃなくて、今がダメすぎんだろっていうそういう話ですよ。