あな恐ろしやデジタルタトゥー

ゆーちゅーぶのおすすめに挙がってくる競艇関連の動画は片っぱしから視聴する。競艇が好きなのだから基本的に面白くない動画はないわけで、更新される度にあっちこっち見ているわけだ。

そうしているうちに、ある気に入ったちゃんねるについて、色々と気になることが増えてきた。

1. 羽振り良さげだが金はどこからきてんのか

2. この動画をどうマネタイズしてんのか

3. 他の動画と比べて初期のチャンネル登録者数の増え方がはやい

4. 演者の「やからっぽさ」が言葉の端々に垣間見える

ざっくり挙げるとこんな感じなんだが、まぁ動画もおもろいし、とくに気にしてはいなかった。

が、ある時期に他の動画配信者たちが立て続けにその動画を暗にディスる動画を投稿したり、雑談の間にけっこう熱いディスを挟んだりしてるのを見聞きし、それに呼応するようにディスられた方の動画もやさぐれた感じが隠しきれなくなるヒトコマが増えてきて、俺の疑念は徐々に深まっていった。

そして昨日、とうとう競艇関連の5ちゃんを覗いてしまった。すると、彼は過去に競馬の予想ブログやら動画やらで予想を販売しており、すこぶる評判が悪かったとの書き込みを発見。不評が知れわたってしまった当アカウントを捨て、今人気が出始めている競艇動画に活路を求めたのだろう、とのことだった。ちなみに、競馬の予想販売で(信じられんことに)荒稼ぎしたんだと。

まぁここまでの話なら、俺の疑念へのつじつまも合うし、そうなのかもしらんが、でも証拠があるのかしら?と話半分で終わるところだが、そこに競馬ゆーちゅーぶチャンネルのアドレスが書き込まれていた。行ってみると、そこは廃墟というにふさわしい有り様で、登録者は二桁人残っており、動画は二つ残されていた。レース情報と声だけの配信だったが、その声と競艇動画をやっている演者の声色や口調が酷似していたのだった。疑いようのないレベルで。面白いのが、同様のブログもあったが、文章からも彼であることがありありと伝わってきたことだ。しゃべりの癖がそのまま文章にも表れていた。もっと面白いことに、彼の動画のエンディングには彼が過去にやっていたセミプロバンドの曲が使われており、それもばっちり動画や検索結果に残っていた。いろいろなところから足がつきまくりなのである。それはそれとして相当の野心家だすなぁ。

 

すべての謎がひとつにつながっていく感じってめっちゃきもちーよね。

 

アカウントを変えようが、顔出しをしていなかろうが、どうしても隠しきれないものはある。

 

彼をフォローするわけではないが、競馬の予想販売が法に触れるのかどうかは俺にはわからんし、そんなもんに金払うバカのことなんかどうでもいいし、野心的なことは大いに結構なことだ。人を出し抜いて儲けたい、誰だって多かれ少なかれそんなもんだろう。どんな界隈にもそういうやつはいるし、それ自体を否定することもない。動画が面白ければ見る、それは変わらない。

しかし俺は「そういうやつ」にはなりたくないし「そういうやつ」とは距離を置きたいし「そういうやつ」の作るコンテンツとは別に「そういうやつ」そのものを面白いとは思わない。「そういうやつ」は結局、金の切れ目が縁の切れ目みたいなところあるし、そういうことで金儲けちゃうと、もうそういうことしかできなくなるんだよな。だってチョロそうじゃん。

コンテンツがけっこう好きだったからちょっとショックだけど、まあちょっと距離を置いてなまあたたかい目で見つめていきたいと思う。

 

予想に金払うやつをバカと書いたが、昔、競馬好きの先輩がいて、毎週東京ドームにお供していたのだが、その人の知り合いが有料の予想配信をしてた。まだFOMAが出たとか出ないとかの時代の話。先輩いわく、億を稼いでいるようで先輩は雀荘で知り合った友人なのでただで情報を流してもらってたわけ。俺はついていくだけだったが、ある年の菊花賞だったと思うけど、これは荒れると強くおすすめされた予想に俺も乗ったレースで本命の武が出走早々に落馬して万馬券取ったときの車中の盛り上がりは忘れられない。本物はいるんだなと思った。