どうでもいい話なんですけどね、去年だか今年くらいから日本で Tiktok ってのが流行り始めたじゃないですか。今はピークをちょっと過ぎたあたりになるのかな?
Tiktok がどういうものかは改めて説明するまでもないと思いますが、特に若い女性たちに人気があるようでして。
Tiktok の語源はよくわかんないんですけどね、アメリカの女性ポップシンガーの曲にtiktok ってのがあるから、そこから取ってるのかなって思うわけですけれども。時計のチクタク(tik tak)音を少しもじって洒落た感じにしてみました的なね。
これが中国発の世界的なサービスであることにも驚いたんですがね、なにがヤバイって tiktok でググると宣伝する記事がたくさん出てくるんですけどね、tiktok をやる人や界隈で有名な人のことを tiktoker なんて呼んでるわけですよ。
これを見てスティーブミラーバンドの The Joker って曲を思い出したわけでございます。
そのサビでI’m a midnight tokerなんて歌ってるんですけどね、Toker って「マリファナやる人」って意味のスラングなんですよね。こういう言葉が宣伝記事に普通にバンっと出てくるわけですよ。
日本ではマリファナと聞くとまるで重犯罪かのような、やたら煙たがる反応をする人が結構多いじゃないですか。まあ実際煙たいんだけどw
そうじゃなくて、その反応って、メディアの記事を読んで盲目的に膨らませたイメージがほとんどなんですよね。肯定にしても否定にしても、実際の体験や体型的知識に基づいていない偏った意見がほとんどなんです。あと、法律でダメだからダメなんだみたいな脳みそ空っぽの意見とかね。私はマリファナを激肯定するわけでも完全否定するわけでもありゃんせんから誤解なきよう。
つまり、マリファナに関する話題に対する日本の反応からは、情報に対するリテラシーの無さ、知的好奇心の乏しさ、同調圧力の強さ、知らないものを知った風に装いたい虚栄心等々、そうした国民性のような、シビリアンコントロールの成果のようなものが読み取れるわけです。実際、なんか流行ってるっぽいから、とか、テレビやネットで見たから、とかいう理由で tiktok やってる人がほとんどだと思うんですよ。
で、tiktoker という言葉は、そうした人たちを逆に「ラリってる」と皮肉る意味になるわけです。
tiktok って名前がどういう意味でつけられたのかはわかんないし、他の国のことはわかんないけど、日本に関しては、こうした皮肉的な意味がシークレットに追加付与されるわけです。
このダブルミーニング洒落てんな〜と思わざるをえない。
ちなみに tik はリトアニア語で ノミ(虫) って意味のようです。