無駄賃

日課っていうのは誰にでもあるもんだ。意識しているものもあれば無意識にしているものもあるだろう。そしてその中には超絶に無駄な日課というものもあるはずだ。私にとってのそれは、迷惑メールを消去する作業である。もーあれなんなん?

携帯をドコモからauにしたんだけど、なんか公式サービスに登録した次の瞬間に迷惑メールが入ってきたり、LINEにしても使ってねーのにわけわかんねーやつが「バッグ買いませんか〜」的なスパムを手当たり次第に送ってきやがる。中でも極めつけはかれこれ20年近く使ってるフリーメール。もうスパムの量がハンパない。起きては消し、飯食っては消し、寝る前に消し、そうやって真顔でいちいち消している時間の意味のなさ。今時スパムなんか送られてきてそれに金払うバカなんているわけねーだろと思いたいのは山々だが、どうなんだろうね。

ていうかね、多分そういうことなんにも考えてないんだと思うんだよな。こういうのはとりあえず手当たり次第に送って釣れたらラッキー的なやつなわけで、いちいちターゲッティングなんかしているわけがないってのはわかるんだけど、多分スパムを送ってるとかもう忘れちゃってんじゃねーかってくらいどうでもいいcasカードの販売だのラテン系女子からの熱いお誘い(英語で)を連続で送ってこられてもほんとマジ迷惑以外の何物でねーから。何が銭湯で前隠してませんか?だよ。なんなら金払うからメール送ってこないでくれって土下座したいって話。いやまあそんなアドレス使うなよって話なんだけど、今さらすぎる。このアドレスに何を登録しているかすら把握していないし、配信先の変更の手続きもめちゃくちゃめんどくさいし。自業自得とはいえ、さあ今からゴミ屋敷をキレイに掃除してくださいって言われてもそんなんできるわけないじゃない。大手キャリア経由で普通にスパム送られてくるこの世の中はいったいどうなってんだよ。絶対儲かってねーよ。

無駄な話で思い出したけど、コスパの良いストレス解消法として「100円を捨てる」という方法を昔試みたことがある。例えば路地裏の道端に100円を置いて、拾われてるかどうか後で確認する、というものや、シンプルに100円玉を思いっきり投げ捨てるといった行為だ。これがなかなかの効果があった、ように思う。コンビニでパン買ったり100円ショップでクソみたいな小物買うのは比較的抵抗がないと思うが、じゃあその100円、そのまま捨てちゃいなよって言われると、素直に捨てられる人ってなかなかいないと思うんだよね。間違いなく言えるのは、その損得勘定の壁をぶっ壊して窓から100円玉をブン投げた時、間違いなく100円以上のものが返ってくるってこと。捨てたことの快感もさることながら、いつかそれを拾う人がいるということの善行感っていうんですか、100円相当の商品が落ちてても拾わないけど、100円玉を拾うってなんかテンション上がるじゃないですか。100円以上得したような気持ちになるじゃないですか。未来の誰かに対してささやかな希望をクリエイトしたわけですよ。100円を捨てることによって、捨てた方も拾った方も100円以上の何かを得るわけじゃないですか。それって凄くないですか?

、、、まあそういうことはネットでもできることなんですけどね。でも現実の手触りはネットでは味わえないですからね、、、。