ゴキブリ用の殺虫剤って本当に必要なのか?

例えばゴキブリ用の殺虫剤なんかで、殺虫成分入りの餌を食べたゴキブリが、巣に帰ったた後に死んで、その死骸を食べたゴキブリも死んで、巣を丸ごと駆除!みたいな売り文句をよく見かけるんだけど、ちょっと待ってそのシステムだといくらゴキブリの繁殖力が激高でも本気出せばゴキブリ絶滅させられるんじゃない?なんて思う。


でも現実はゴキブリはブイブイ言わせてるわけでぬーんてなる。売り文句が嘘なのか、絶滅したら困るから威力を抑えてるのか、どっちにしてもゴキブリが出たらこういうのを買わないとって思っちゃう。


ていうか、そもそも毒入りの餌を食べたゴキブリが都合良く巣の中で死ぬとも限らないわけで、万が一巣の中で死んでも、それを食ったゴキブリもその辺で死んじゃうわけだよな。だったら、家の中は毒持ちのゴキブリの死骸だらけになっちまうんじゃないか。ほかの虫とかがその死骸を食べたらどうなるのかってのも気なるところ。


んでそういう据え置きタイプの殺虫剤はゴキブリをおびき寄せる成分も配合しているわけで、仮に餌を食べたゴキブリが巣に持ち帰って死んでそれを食べたゴキブリも死んで家に住み着いたゴキブリをまるっと駆除できたとしても、その殺虫剤がある限り、ゴキブリは向こうからやってくるってことになる。


例えば効果範囲六畳分の殺虫剤があるとする。それは六畳分の範囲にいるゴキブリをおびき寄せる成分を含んでいるという意味だが、それをキッチンの隅っこに仕掛けたとしたら、隙間が完全に密閉されていない限り、壁の外側六畳分にも誘引効果が及ぶことになる。キッチンはたいてい外に面した壁際にあるので、つまり、もしかしたらそこにくるはずではなかったゴキブリすらおびき寄せてしまう結果になってしまうのではないだろうか。


そもそも、据え置きタイプの殺虫剤って本当に必要なんだろうか。今住んでいる実家には、その手の殺虫剤は置いていないが、ゴキブリに会うことはほとんどない。数年に一度あるかないかくらいだ。


一方で、都会の集合住宅で一人暮らししていたころは、まあ夏になると絶対に現れてくれやがった。一階でも三階でも五階でも関係なかった。どの部屋に住んだ時も、その手の殺虫剤は引っ越したその日から必ず置いていたにも関わらず、ゴキブリを見ない一年というのは一回もなかった。


よくよく考えてみたら、自分の部屋だけでなく、上下左右の部屋や物件周辺の環境も同じように対策しないと何の意味もない。上述したように、かえってゴキブリを自分の部屋におびき寄せてしまうことになってしまうのだ。


どうすればいいのか皆目見当がつかないが、実は何もしない方がいいのに余計なことしてるってことが意外にいろんなところであるのかもしれない。