山口達也とTOKIOにしかできない贖罪のやり方

TOKIO山口達也による強制わいせつは、ジャニーズグループにとって最大級のスキャンダルとして連日報じられております。昨日はTOKIOのメンバーによるお通夜のような謝罪会見がありました。


会見でTOKIOのメンバーは山口メンバーをかなり辛辣に非難したわけですが、完全に見放して縁を切るというようなスタンスではありませんでした。会見や関係者の発言から、山口メンバーには強制わいせつの問題とは別に、前々からお酒の問題があったことが判かりました。要するに「薬物依存症なのではないか?」ということですね。


松岡メンバーによると、山口が通院していた病院では薬物依存症とは認められなかったようです。しかし、山口メンバーは酒による問題を起こしており、その常習性は通院して治療しなければならないほど深刻であることを、山口当人も、TOKIOメンバーも、ジャニーズグループも認識していたわけです。昨日の会見でも酒グセの悪さは何度も指摘されていました。


ワイドショーでは「酒のせいにするな」と言うタレントもいます。まあタレントが巨大クライアントである大企業に牙を剥くわけにはいきませんからそれは仕方がないとして、しかし、判断能力を著しく欠如させ、暴力性を強く刺激するアルコールが今回の件とまったく無関係だというのは暴論に過ぎます。現実に、事件を起こした時、山口メンバーは酩酊していたわけですから。酒による一時の過ちであればまだ救いがありそうなものですが、山口メンバーの場合はそうであるとは到底考えにくいわけで、なんなら今回と同様の余罪もあることも十分に考えられます。


TOKIOは様々なメディアで活躍する国民的アイドルグループですから、今回の事件は世間の注目度も高く、様々な方面に多大なる負の影響を与えたわけですから、無期限謹慎となった山口達也はもちろん、TOKIOも、ジャニーズグループも、被害者のものとは別に、世間に向けて相当の贖罪をせねばなりません。だからこそ、当事者でもないTOKIOメンバーが沈鬱なのだし、これほどの大問題になっているわけです。とはいえ、連日連夜ここぞとばかりにマスメディアのおもちゃにされている感は否めませんが。


そんな山口メンバーTOKIOとジャニーズグループにできる、彼らにしかできない贖罪の方法は、やはりメディアを使ったものになるのだと考えます。


具体的には、山口メンバーの薬物依存症の検査から治療、寛解までを追いかけたドキュメント番組の制作です。制作はNHKがいいでしょう。アルコール依存の寛解には10年以上の治療が必要だそうです。それまでの事細かな生活を密着取材し、番組にします。


TOKIOメンバーやジャニーズ関係者も、献身的に治療に協力し、長い年月をかけて山口メンバーを立ち直らせる、そしてそれをドキュメント番組として放送する、これ以上の贖罪の方法はありません。


国民的アイドルの依存症治療のドキュメント番組は、日本では前代未聞です。日本の芸能界のタブーに切り込んだ歴史的作品となることは確実です。かなりの注目を集めるでしょう。また、幅広い層の世間に対して、アルコール依存症の恐ろしさ、治療の険しさを伝えることができるでしょう。公益性が非常に高く、不謹慎ですがエンタメ性も高い番組になるわけです。


TOKIOのメンバーは「自分たちにできることをしていきたい」と言っているわけです。口先だけじゃないことを証明するには、山口メンバーときっちり向き合わなければいけません。それは責任を持って彼の治療に最後まで寄り添うことです。これ以外の方法なく、これ以上の方法はないんです。解散するとか脱退するとかは、その後で決めればいいのです。


実現する可能性が高いとは言えませんが、下衆な話、もしこの企画が成功すれば、TOKIOは日本の芸能界でも革新的な仕事を果たすことになり、株も上がるでしょう。山口メンバーが芸能界に復帰できるかもしれない唯一の方法です。落ちるところまで落ちてしまったジャニーズグループのイメージアップにもかなり貢献するでしょう。本来こうした問題に積極的に取り組まなければならないのは酒業界ですが、ジャニーズグループなら大々的な協力を取り付けることもできるかもしれません。全方面にとって、利と理のあるプロジェクトになります。


災い転じて福となすと言ったらアレですが、このままメディアのオモチャにされ、山口メンバーは飲酒癖が治らないまま芸能界から消えて、今後のTOKIOの芸能活動にしこりを感じてしまうよりは、よほどマシな選択だと思います。