はあちゅうのセクハラモラハラ告発事案は現代版狼少年なのか

電通の人が元電通の人にウェイなセクハラをやってて、それが暴露されて大騒ぎになっている。怨念の炎は凄まじく、関わるものをみな焼き尽くさんばかりの勢いだ。
というのも、告発した女性もまた一般庶民の負の感情を煽り食い扶持を稼いできたという経緯があり、そっちの問題も同時に火にくべられてしまったからだ。
まあ論点がズレてきた感は否めない。結局焼け野原が残って根本的な問題については特になにもなく終わり、セクハラモラハラは今まで通り続くだろう。それが日本という国だ。

誰もが知っているいにしえより伝わる寓話に、狼少年というものがある。

 

 嘘をつく子供 - Wikipedia

 

羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が出た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。大人たちは騙されて武器を持って出てくるが、徒労に終わる。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。そして村の羊は全て狼に食べられてしまい、死亡した。羊達が天国に昇った。少年が大泣きして、泣き叫びが響き渡り、大人たちに殺され、死亡し、天国に昇ってしまった。

 

彼女は今、狼少年と似たような状況なのではないかと思った。彼女の場合、退屈しのぎではなく金儲けのために意図的に負の感情を煽りつづけてきたわけだが。彼女はそういった認識はないと書いているがそんなわけはない。それは日本最大手の広告代理店で研鑽を積んできた人間による自己プロデュースの一環の行動であり、れっきとした仕事なのだ。無自覚に負の感情を煽ってしまいました、なんてことは絶対にありえない。企画して調査して勝算ありとみた上での行動と見るのが妥当であり、それは彼女へのリスペクトでもある。それもこれも広告代理店でセクハラ上司から学んだノウハウの1つなのかもしれないが。

そんな個人的な憶測はどうでもいいとして、仮に狼少年が最後にほんとうの危機を発信して、村人がそれを信用して危険を回避できました、となったとしたら、彼のこれまでの嘘は許されるのだろうか。村人は彼を暖かく迎え入れるのだろうか。そして彼は許しを得たことでこれまでの行いを反省し、改心するのだろうか。ていうか話的にそうなった方がなんか今風のドラマっぽいし、泣けるし、山崎賢人あたり主役で映画化できるんじゃねって思ったんだが、そんなやっすいメロドラマだったら後世に伝わってなかっただろう。寓話ってのはリアルだから。リアルでは嘘つきの過去はそうそう浄化できるもんじゃない。高校のバスケ部の先輩が上京してNHKの某番組のお兄さんとして活動していたが、その顔を見るたびに部室に忍び込んで片っ端からバッシュを盗んで知らん顔して逃げるように卒業していった過去を思い出してしまう、そういうものだ。そんな簡単に改心するんだったら刑務所いらねーし。それでもやっすいドラマばかりが作られつづけているのは、冒頭のようなハラスメントな人たちだらけの広告代理店のせいに他ならず、彼らの仕事はカネとコネを駆使して印象操作や評判や人気や流行りをでっちあげることだからだ。それとセクハラモラハラは別の話なんだけど、あんがいそうでもないのかなと思っている自分もいる。