脳みそ夫と上村亘

ここのところ頭から離れないことがある。

ボケーっとしているときには、いつもこのことが頭に浮かぶ

脳みそ夫と上村亘のことだ。

この二人、実によく似ている。

彼らは今世紀最高のドッペルゲンガーだ。

しかし最高に残念なのは、二人の知名度がほぼゼロということだ。

脳みそ夫は芸人でみきてつや並みにはテレビに出ているので知っているヒトもいるかもしれないが、プロの将棋指しである上村亘の知名度は残念ながら限りなくゼロに近い。

芸人とプロ棋士、どちらの職業も世間ではよく知られていて、今どちらも勢いがあるのだが、やはり彼らが知られることはないだろうと、私ですら思う。なぜなら、どちらもこれといった実績がなく、失礼ながらこれから残せるほどの実力があるとも思えないからだ。

だから彼らはあんなに似ているのに、このネタはどちらにとってもウィンウィンとなるはずなのに、一手間加えないとエンターテイメントとして成立してくれないのだ。この一手間が一筋縄ではいかないのである。

この悲しい事実から、知名度がいかに大事な要素かを改めて痛感する。世の中が炎上やステマややらせやサクラやデマばかりになっている昨今は非常にバカバカしく腹立たしいが、そうしてでも知名度を得ることが有効なのだから横行してしまうのは道理なのである。

とはいえ、ニッチなネタは年々増えているし、色々な形で取り上げられるようになってきている。だからこの二人がそっくりさんとして美味しく調理されたコンテンツが観れる日もいつか来るのかもしれない。