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だぁーよぉー

くだらない話

昨日ドコモショップに行った。店長らしきマスクをしたメガネの「うん」という相槌がいちいち引っかかる。敬語を使うならちゃんと使ってくれないと意味がない。昔現場で働いていたときの宍戸開系統の顔をした一つ年上の社長を思い出す。しっかりした優しい人だったが、オラオラ出身だったのでとても迫力があった。そして早合点しがちだった。話しているときに私が「うーん」と考え込むと「てめーなにが「うん」だよ、このやろう」と凄まれる。怒りを堪えているのが震える声から伝わってきた。震える声なんてフィクションだと思っていた。人がまったくもって不本意な行き違いで怒りだすと、なすすべがなさすぎてとても怖い。いや、その「うん」じゃないんですよ、と言っても聞き入れてもらえないどころか、なお怒りを促進することになった。

そのあと散髪に行った。私が髪を切らない間に、千円だったのが二千円になっていた。子供の頃に通っていた散髪屋とおなじ値段だ。いつも全巻揃ってる美味しんぼをランダムに読みながら待ち、カウンターに置かれたテレビから流れる13日の金曜日を横目に髪を切ってもらっていた。いつからか美容院に行くようになったが、どの美容院にもファッション雑誌とヘアカタログと盛り上がらない雑談しかなかった。私は前者の方が居心地が良くて、つまりサービスが良いのではないかと思うのだけど、なぜかそんな散髪屋はどんどん淘汰されていき、外見と内装だけを着飾った店ばかりになった。そう思う私とて、ちゃんと髪を切りたいと思ったなら美容院に行くだろう。切りに行ったのはパーマをかける前にある程度短くしておきたかったからだ。

店内に入ると、35億の曲が流れていた。作曲者は驚いてるだろうなあ。「ジャパンからの問い合わせが唐突に増えたんだが、いったいなにが起こっているんだ?」とか言ってそう。それにしてもR-1グランプリブルゾンちえみは失態晒したよなー。場慣れしてないなって感じ。芸歴2年目だからしょうがないと思うけど、それだけでもないような気もする。一方アキラ100パーセントは最高でした。少し前に何度か見て際どい芸風なのは知っていたけど、出場してるとは知らなかったし、まさか優勝するとは。個人的には、あそこでやらかして、日本で活動できなくなって、仕方なく綾部(別事務所)に乗っかってアメリカに活路を求めたら存外めっちゃウケて金と名誉を手に入れて、スタンダップコメディアンとして逆輸入されて欲しかった。

35億の次はぜんぜんぜんせが流れた。一曲通して初めて聞いたけど、サビ以外まったく印象に残らなかった。サビに二回「探しはじめる」って言葉をつっこむボキャブラリーの無さが嫌い。くどいとは思わなかったのだろうか。そのあとに続く「だぁーよぉー」の語感も気持ちが悪いが、いつも志村けんかコロッケで脳内再生をし直すと、不思議と収まりの悪さが気に入ってくる。

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