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CMで使ってる曲はCM中に明記しろ

俺用メモ

「音楽が好き」という人はたくさんいるが「音楽が好きな人の音楽の聴き方」はどんなだろう。「音楽が好きな人」がどのように音楽を聴いているのかについての情報はほとんどない。というか私はそんなことについて語っている人を見たことがないし、私も語ろうとは思わない。同じジャンルの音楽が好きな人と音楽の話で盛り上がることはあっても、どんなときにどんなふうに音楽を聴いているのかは、話題にすらならない。例えば一枚のアルバムを聴くとして、みんなはそれを最初から最後までノンストップで聴いているのだろうか。それが一般的な聴き方なのだろうか。その音楽のどこがどうして好きなのだろうか。そんなことが気になることがある。

私が初めて好きになったミュージシャンはaccessだったのだが、どんな聴き方をしていたかというと、naked desireの歌い出し直前のティキトゥンという電子ドラムの音までのトラックの流れや、lyin'eyesのシングルのカップリングの別バージョンのイントロだけを飽きるまでリピートしていた。というかなんで好きになったかというと、ちょうどそのころ小六で麻雀を覚えたてだったんだけど、一緒に打ってた友達がmoon shine danceをかけながら、そのリズムに合わせて打牌をしていたのが気に入ったことと、ワイドショーのヘッドラインの時に流れるBGMがaccessのある曲のイントロだったことに気付いた喜びからという、他人からしてみれば非常に下らない理由だった。その次に買ったピストルズのベストではno funのイントロのジョニーロットンのmcやbodiesのblody messのくだりや最後のi not a animal not a animalのくだりだったりを延々巻き戻して聴いていた。曲自体やアルバム全体が好きというよりは、曲の中のサビではないほんの一部分が強烈に気に入ってしまうパティーンのほうが圧倒的に多く、そこだけをリピートして聴くことが多かったわけだが、まあそんな話をしたところで、お互いに「あ、はい」としかならないことくらいは理解しているんだけど、世界は広いんだから、そういった細かい部分まで「好き」が一致している人がいるはずで、とはいえ、そこまで好きが一致してる人とは、もはや何も語りあう必要がないわけでもあるのだが、そういう人とは何人でも会いたいと思うわけで。まあ何かしら好き嫌いの形のーディテイルがそっくりな人とは語らずとも自然に仲良くなるものだっていうのが私の経験則なんだけど、そういう人が存外少ないこともまた経験則としてあるわけなんだけど、それは気付いてないだけなのかもしれないと思ったりもするわけで、だからといって自分からニッチな趣向について話をする気にもならないんだけど、間違いなくそういったコミュニティや心の叫びは、どこかに、特にネットには必ずあるはずで、そしてそれはニッチだからこその非合法的な危うさを孕んでいるはずなのだ。

まあ、どうでもいい話はこのへんにして、そういう聴き方をしていると、好きな曲のメロディやフレーズが、今になってもふとフラッシュバックすることがあって、うわー聴きてーとなるんだけど、当時からミュージシャンや曲名なんて知ったこっちゃなかったから、調べる手立てがないわけで。そういえばピストン西澤って人のラジオでそういう知ってるけど知らない曲を募集して、電話越しにリスナーの鼻歌だけで曲を探し当てるっていう企画をやっていたがいまもやっているんだろうか。まあそんな調べ方もあるわけだけど、やっぱり気が進まない。

 

んで、最近思い出したのは、1994年くらいのcandyっていう日本のスケボービデオのサウンドトラックの中の一曲だったんだけど、ダメ元で検索してみたら、ビデオを丸ごとアップロードしているけしからん人がいて、ラッキーなことに思い出の曲に辿り着けたんだけど、でもそれが誰の何て曲かが紹介されていなくて。CMでもそうだけど、ちゃんとミュージシャンと曲名はしっかり明記しろよって思うわけ。あれで売り上げ全然変わってくるから。だって全国ネットで営業してるようなもんじゃん。CMに使われる曲ってのは、CMの内容と合った曲が選ばれているわけだから、商品の広告としてはもちろん、その音楽の広告としても十分すぎるほど機能しているわけじゃん。なのにかけてる音楽についてはなんの情報も寄越さないあの気の利かなさに毎回腹がたつ。そらCDなんて売れねーよアホ。んでどーでもいいタイアップ曲とかに限って端っこに一瞬だけミュージシャン名が出てきたりするのが余計に苛だたしい。

んで、その流れで思い出した名曲がこちらです。