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オリンピック10種競技の解説をどうしても武井壮にやってほしい

卓球の福原愛が準決勝で敗退した。

準々決勝の福原愛は、まるでボールがラケットに吸い寄せられているように見えるほど神がかっていた。しかし準決勝では、逆を突かれたり、打ち返した球がネットに弾かれたり、完敗惨敗と言ってもいい点差だった。

卓球は展開がめまぐるしいので正直よくわからないのだが、そのスピード感は好きだ。好きなのだが、準々決勝の相手と準決勝の相手と福原愛の実力差が全くわからない。なんであんなにも惨敗したのかがよくわからない。これが野球なら、サッカーなら、素人なりにもなにかしら論理立てて考えることができるのだが、卓球となると、どこにどういう差があって何が勝負を分けたのか、とんと見当もつかない。わたしはまだ、親が卓球部だったり、卓球部の友達が多かったり、稲中が流行ったりしたので、比較的卓球に慣れ親しんでいるほうだと思っているが、それでも全くわからないんだから、なにも知らない人にはあまり魅力的には映らないのではないか。福原愛が引退してしまったらと鳴りを潜めてしまうのではないか。細かな技術的精神的な駆け引きの機微などなどがわかれば、もっと楽しんで見れるようになると思う。こういったところが解説の腕なのかなと思うし、これまでに卓球をクローズアップしたテレビの福原愛のキャラクターありきの伝え方の功罪なのかなとも思う。あの凄まじく玉が行き交う試合展開は格闘技のそれに近いが、格闘技はしっかりした解説が入っている場合が多い。格闘技の場合は、見た目にわかりやすいところが大きいのだが。

 

一時期、テレビでカーリングがもてはやされたことがあったが、あれもよくわからない。この場合も「カーリング女子」なんて言って、かわいいキャラクターを全面に押し出したプロモーションに終始し、盛り上がることはなかった。カーリングに関しては、子供のころに遊んだおはじきや消しゴム落としの経験則があるので全くわからないこともないのだが、まあ楽しんで見られる人はあまりいないだろうと思う。BS放送で何度かやっていたので見てみたが、興味を持てなかった。カーリングの試合を見ていて個人的に面白かったのは、カーリングを放る前にどこに投げるのか選手で話し合うのだが、その作戦会議の声が丸聞こえだったところだ。ボクシングで言うところのラウンド間のセコンドの指示、サッカーで言うところのピッチ際に立って大声で叫んでいる監督の指示、視聴者がこういった声を生で聞くことができる競技をわたしは他に知らない。それだけでもかなりの驚きだったのだが、この会議が女性たちのみによるものだと、さらにプレミアム感が増す。女が三人寄れば姦しい、などというが、氷上であーでもないこーでもないと語気を荒げながら話し合う姿はまさに姦しく、むしろ好感を持った。

 

わたしがリオオリンピックで密かに期待しているのは、このオリンピックで武井壮デカスロンの解説をしないだろうかということだ。今はタレントとして大活躍している武井壮はもともと10種競技の出身で、第一人者でもある。そんな武井壮デカスロンの解説をすれば、面白く、ためになる解説をしてくれるに決まっている。そうなればデカスロンがもっと脚光を浴びるかもしれないし、そうでなくてもわたしにとってはとても楽しい時間になるから、それだけでも十分満足だ。聞き手は松岡修造を指名したい。それだけでとんでもなく面白い番組になるのは確実だ。8月17日午後9時半のEテレで放送される10種競技予選を楽しみにしている。

もしリオで解説の機会がなかったとしても、日本でのオリンピックの際には、絶対に武井壮には10種競技の解説をしてもらいたい。いや、彼を起用しない理由がない。

 

 

デカスロン 1 (小学館文庫 やB 11)

デカスロン 1 (小学館文庫 やB 11)

 

 この漫画の主人公のモデルは武井壮ではないかと思っている。