読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

学歴も学問も、もったいないことにはならない

はてな界隈にて、高学歴女子が専業主婦になることの社会的損失について炎上騒ぎがあったようで。

学歴ってなんだろう、と。
学問ってなんだろう、と。

それって大手企業に勤めるために、高収入を得るためにあるのだろうか。
そんなわけない。結果として、手段として、資格として、学歴が大手企業に、高収入につながることはあっても、それは学問の本来の目的ではない。学問って問題の発見と解決、物事の仕組みや仕方、さまざまな視点を得るために修めるものであって、個人的な学問の運用が大勢の人のためになるわけであって、ひいては社会の役に立つことになる。その素養は、就職先に左右されることはない。例えば今私たちが日常で便利に使っている道具があるが、その特許は主婦が持っていたりもする。このように主婦業ならではの視点とそれまでに修めてきた学問が華麗なる融合を果たすこともあるわけで、学問による素養は、どんな場所でも、どんな地位でも、発揮されうる。唯一この炎上騒ぎのように、他者のやっかみによって阻害されうる。

あくまでも「今の時点で」主婦業につくことを決めた、というだけで、未来は未知数だ。主婦業だから社会貢献ができないとか、学歴がもったいないとか、そういう意見を吐く人は、今のことしか、いや今のことすら見えていない白痴の所業といわざるをえない。

この炎上騒ぎとその後の弁解に伴って、したり顔で批判するひとたちや、否定するために書いたような受け売りの知識と他人事的日和見ズムな見解の記事をあげるひとたちがいるが、この手のプライドが高く劣等感の強い人たちというのはどこにでもいる。炎上主は、こういうひとたちの優越感を得たいがためのやっかみ行為をこれまでも受けてきたことだろうと思う。これからも受けるだろう。そうしたひとたちにかかずらわることこそがもったいないと思う。