実写版天才バカボンを見たのだが

ちょうど実写版天才バカボンが始まったので、ちょっと見てやろうかと思ったら、のっけから住田隆が出てきて思わず顔がほころんだ。わたしは、住田隆が好きなのである。それだけで、見るに値するのである。かといって、テレビ欄をくまなくチェックし、住田隆を探すような真似はしない。たまたま出会うのが良いのだ。わたしの中で、住田隆は、偶然見つけたときに得をした気持ちになる芸能人なのだ。ふせえりも、同様なのだ。この二人は、ラジカルガジベリビンバという演劇ユニットの中でビシバシステムというコントユニットを組んでいたのだ。ボキャ天にも出ていた。住田隆を好きになったきっかけは、開運なんでも鑑定団の出張お宝鑑定団コーナーで司会をしているのを見たときだ。後にミナミの帝王でお見かけし、さらに好きになるのだが、いったいどうして好きなのかがよくわからない。別段おもしろいわけでもなく、華があるわけでもないのだが、見ていて飽きないのだ。なんとなく好き、としかいいようがないのだが、理由もなく好きになってしまうというのは意外と良くあることだ。出番は冒頭のほんの一瞬だったのだが、それがいい。そんな住田隆も、もう50歳なのである。ちなみにバカボン役の上田晋也は45歳。南原清隆は51歳。

高嶋政伸も好きな俳優の一人で、それがあのクレイジーポリス役で出ているということで、それも楽しみの一つであった。役への入れ込み具合に定評がある政伸のことだから、鼻の穴をひとつにつなげるなどの徹底した役作りをしてくるかもしれないとウキウキしながら固唾を飲んで出番を待っていたが、もちろんそんなわけもなく。それにしても「ねえさん、事件です」しかセリフのなかった二世俳優が、あまりにも面妖な結婚からの離婚を経て、ふと気がつくと、ネジが一つ外れたようで、かなりブッとんだ役や、滑稽な演技をするようになっていて、そういう政伸がたまらなく好きだ。「探偵はバーにいる」の政伸は、完全に大泉を食っていた。とにかくあの大げさな表情の政伸が好きなのだ。そんな政伸のことだから、天才バカボンでも「くぅらぁいぃしぃ〜!」なんつって鬼の形相で怒声飛ばしながら銃を乱射して走り回るバイオレンスな方の政伸を披露してくれるものと期待していたのだが、もちろんそんなシーンがあるわけもなく。それに部下とおぼしきイケメン警官のキャラも弱く、政伸がまったく引きたってなかった。というか政伸の出番少なすぎるだろ。こちとら政伸目当てで見てるっていうのによ。しゃべくり7に出して番宣とかやらせといてあの出番の少なさは鬼畜すぎるだろ。ちなみに、子供のゲーム機をぶっこわした高嶋ちさ子は、高嶋政伸の従妹にあたるとこと。

感想としては、後のドラマ化をほんのり睨んでいるような、そんな作りだった。あと、手塚とおるがなんか痩せてた。これでいいのか。