ハゲがアンタッチャブルなのはなぜなのか

たけしのテレビタックルの特番を見ていた。
この一年で、話題になったニュースについて皮肉ったり茶化したり真面目になったり、忌憚なくわいわい騒ぐ番組だったんだけど、たけしと爆笑問題って相性いいんだか悪いんだかわかんないよな。予定調和で昭和な感じが良いんだけど、なんとも。二人が並ぶと、談志の影がチラつくっていうか、二人とも何か気を遣い合っているように感じてよそよそしいっていうか。大御所だもん、しょうがないよね。完全に媚びてるだけよりは全然良いんだけど。

んで、号泣会見の野々村議員のトピックがあって、あれには度肝を抜かれたわけなんだけど、ゲスト解説枠で臨床心理士のおっさんがきていたわけ。

結構面白そうな雰囲気してるおっさんが解説するに、感情失禁ってことらしくて。
たまりにたまったストレスで感情が爆発しちゃったんだって。泣かされた子供がキレて両腕ぶん回しながら襲いかかってくる的なアレ。なるほどね。

たけしとか太田とか、うんうんうなづいて聞いてたんだけど、そのおっさんがどう考えてもヅラなわけ。生え際とかもみあげに髪が全くなくて、どう見てもかぶってるにがバレバレなわけ。そんなおっさんが、追い詰められるとパニックになる心理について説明してるわけ。そんなのいいから、大勢の前でヅラかぶって人のパニック心理を解説する心理について解説してくれよっていう。

ヒヤヒヤしながらニヤニヤしてたんですよ。これツッコまれたらどうなるんだろ?って。
「おめーぜってえヅラだろ!」
なんて太田あたりが乱心して頭ガバーやったら。感情失禁しちゃうのかなーって。

もちろん太田は乱心などするわけがないので、そんなことは起こらないんだけど、どう考えてもヅラの人が、他人の失態について学術的にアレコレ語ってるのを、毒舌でおなじみの芸人たちが真面目な顔して聞いてるわけですよ。ヅラかぶってるのに、誰も何も言わないの。

テレビで芸人や司会者が素人をイジる構図はよくあるんだけど、絶対にヅラのことはツッコまない。ブサイクだのチビだのデブだのメガネだのデッパだの天パだの、人の外見をさんざんバカにするくせに、ハゲをイジることってほんとに稀。ヅラなんか絶対に誰も何も言わないわけ。

コレなんなの?かんこう令しかれてんの?圧力かかってんの?感情失禁しちゃうの?みんな苦情出してるの?なんかハゲだけ優遇されてない?

そんだけハゲが多くてハゲに悩んでる人がいるってことなんだろうけど、だったら、ヘアーハラスメントとかあってもいいわけじゃないですか。ていうかあるわけじゃないですか。それすらいうことを許されない。どんだけタブーなんですか。

こんなにも髪の毛の量に世間の目を感じて羞恥心を抱くのは、日本人くらいなもんだと思うんだけど、コレちょんまげの文化に由来してるんじゃないの?ちょんまげ結えねーやつぁ武士じゃねー的なさ。当時にも、ちょんまげのカツラがあったくらいだし。当時のハゲは、それはもう恥ずかしいなんてレベルじゃなくて、男として社会的に終了しちゃうくらいに致命的なことだったようで。それが遺伝子に刻まれて、今も名残を残してる……

やだ……超歴史ロマン……(≧∇≦)


そういや野々村議員もヅラだったような……