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くりぃむしちゅー上田のくだらない話

雑記 くだらない話
くりぃむしちゅーの上田についてふと、思い出したことがあったので書き留めておく。

今では雑学と言えば林修だが、かつては上田がその頂点にいた時代があった。雑学王なんて呼ばれていたような気がする。テレビに出てきては雑学を披露し、感心されていた。上田はたいていの雑学クイズに正解した。上田でも知らないことがあると、客席が驚きの声を上げた。10年くらいは前だっただろうか。

そんな上田の雑学で覚えているのが「くだらない」の語源だった。

その口上は、こんな感じだった。
東京に向かう電車や道を「のぼり」と言い、東京から離れていく道のりを「くだり」と言う。新しいものや優れたものは東京から発信される。そこから各地方に「くだって」いくことで流行や陳腐化を果たす。つまり「くだらない」とは、広く知られるような内容ではないもの、という意味を表す言葉なのだ。

「くだらねえなあ」と笑いながら言う場合もある。自分では気に入っているけど「くだらねー」ということもある。思慮の浅い考えを「くだらない」と言って退ける時もある。私たちは、実に様々なケースで「くだらない」という表現を使っている。

「くだらない」には面白くない、つまらない、内輪な、というような意味合いも含んでいるが、それはあくまでもひとつのケースにおける意味合いであって、すべての「くだらない」に適用できるわけではない。

しかし、「くだらない」を「広く知られるような内容ではないもの」とすると、それがその人にとって面白いものであっても、面白くないものであっても成立する。幅広い「くだらなさ」について納得のいく説明になる。

幅広い人たちに受け入れられないものを「くだらない」というわけだ。


wikipediaで調べてみると、転機となったのは2003年の番組「虎の門」の企画「うんちく王」であることが判明した。なっつー。見てたわー。「くだらない」の語源についてのうんちくも虎の門で言ったことだったのかもしれない。

上田が司会者として花を咲かせたのは、そのツッコミに「なるほど!」とひざを打つような説得力、納得感のようなものが添えられていたからだと思う。「うんちく」や「雑学」の知識と、それを多彩にくりだせる臨機応変さを「うんちく王決定戦」で発揮したことで、道がひらけたのかもしれない。

海砂利水魚として思うような活躍ができず、くりぃむしちゅーと名前を変え、上田は現在、押しも押されもせぬ司会者として様々な番組で活躍している。めでたく「くだらない」芸人から脱却を果たしたわけだ。