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どうしてブロガーはプライドが高いのか【三日坊主】

雑記
宴もたけなわなようで何よりです。
大言壮語というか白昼夢というか。こういうことって結構あるんですよね。若いやつとの酒の席あるある。なにより自分がそうだったっていう。だからこそ言及したくなるってもんです。

年を取ってくるとこういう威勢の良い若者に遭遇した時に何か言ってやろうと思うものなんだ、としみじみと実感しております。老婆心ってやつですね。自分と同じ失態を繰り返して欲しくないっていう。でもその言葉って伝えたい人には伝わらないんですよね。あーはがゆい。

一つひとつ丁寧に拾っていく

最初はみんな和やかに飲んでいましたが、酔ってくると段々本性・本音が出てくるのが人間。それがザ・サラリーマン。
サラリーマンに限った話ではありません。おそらく「ぼく」と「サラリーマン」は違う人種だと言いたいがための表現とお見受けします。「ぼく」は「一般的な考えを持っているやつ」とは違うよ、と。

酒の席でもなお自分を飾ろうとする人っていうのは、見ていて哀しくなります。お酒が不味くなります。バカになれとは言いませんがね。
途中から、頼んでもいないのに「ぼくの将来」について上司たちがあーでもないこーでもないと話しだしました。
これが老婆心ってやつなんですよ。この気持ちがわかるようになった時、おっさんにになったということです。若いって素敵だと思います。
最初はぼくもありがたく(笑)言葉を頂戴していたわけですが、直属の上司にしか話していなかった「現在ブログを書いていて、将来的にはそれをメインの収入にするつもりでいる」というのを、酔った勢いで話題にされた途端、話はそこに集中。
酔った勢いじゃなくて本性と本音がでてしまっていたのかもしれませんね。酒の席なんだからしょうがないことです。年をとると本音には敏感になります。なぜなら、年をとるごとに本音を隠さねばならない場面が増えるからです。経験値ってやつですね。
そこからはもう「そんなものやめておけ」のオンパレード。そしてそれに対して、ぼくも負けじと反論。上司など5人ぐらいを相手に戦っていましたが、皆口々に言うのは
・ブログで稼ぐなんて無理に決まっている
・いいからうちで大人しくサラリーマンやっておけ
・変な夢見てんじゃないよアホかお前は
というような論調。
私なら
「マジ!どんなブログ?みしてみして!?」
「どうやって儲けるの?」「どうしてブログなん?」
嬉々として質問攻めしたことでしょう。
なんなら彼の側についてサラリーマンを論破して退けたかもしれません。でも、それは別に三日坊主さんを応援しているわけでもなんでもなくて、そっちの方が酒の席が盛り上がりそうだからです。究極的にはどっちでも、どうでもいいんです。本人以外の登場人物全員がそう思っているはずです。だから三日坊主さんはその場を面白くする方向に舵を切るべきでした。
ひどいのは、どいつもこいつも頭の中は「サラリーマン至上主義」であること。
三日坊主さんは、彼らがなぜ否定するのか、その心情を考えたことがあるのでしょうか。自分が嫌われていると思ったのでしょうか。

まず、三日坊主さんに考えて欲しいのは、サラリーマンだってみんな夢を持って生きてきた、ということです。誰もがなんらかの理由で夢を諦めた経験があるんです。そして今も、なんらかの夢に向かって生きているんです。彼らだって三日坊主さんと同じなんです。その上で、三日坊主さんの夢を否定したわけです。なんでなのか、その心境や如何に。

その行間に潜むメッセージにどうか思いを馳せてください。彼らが口に出して言わなかったことはなんなのか。それは彼ら自身が、夢を追いかけて、そして諦めた過去です。要するに三日坊主さんと同じようにしょーもない理論としょっぱい技術で夢にかまけていたわけですよ。彼らだって酒の席で虚勢を張っているわけですよ。切ない話じゃないですか。三日坊主さんが過去の自分に重なって見えたんです。そりゃdisりたくもなるよね。過去の自分がそこにいるんだもの。で、それが伝わらないんだから熱くもなるよ。未来は変えられないの?ってさ。
それを聞いたぼくもついついアツくなり、ブログをメイン収入とする事の何がいけないのか?心配してくれる事はありがたい(正直お節介だと思っているけど)が、他人の生き方を否定してくるなあなた達はサラリーマンに適応出来ているからいいが、出来なかった自分のような人間はどうすればいいのか?それでも我慢してサラリーマンをやれというのか?というような事をガーッと早口でまくし立てました。かなり喧嘩腰で。
そして三日坊主さんもアツくなる。楽しそうな酒の席じゃないですか。リーマンに否定されたとか適応したとかできないとかじゃなくて、リーマンが言いたいのはで、お前それで今いくら稼いでるの?ってこと。どこまで先を見ているの?って話。で、三日坊主さんはそういうところに全く答えられなかったはず。論破できてたなら、そこを書かないはずがない。あとね、みんながサラリーマンに適応してるとか言っちゃだめ。そんなわけないから。適応しようとしているか、しようとしていないかの違い。適応しようとしていない人が適応できる道理はありません。

はっきり言って、喧嘩腰になった時点で負け。図星だから怒るんですよ。
中には「俺がお前を変えてやる」みたいな事を言ってくる上司もいましたが…結構ですとお断りしました。地獄のミサワかよ(笑)
地獄のミサワ相手にそんなこと言えるなんて、いい上司じゃないの。
最初こそ5対1でバトルしていましたが、途中からとある先輩社員が参加。ありがたいことに、その先輩(女性)がずっと「私はそれで良いと思うよ!」と援護をしてくれ、そこからは次第に相手の上司たちも「じゃあお前の好きにすれば?」という雰囲気に。
…結局そうなるなら、最初から言うんじゃねーよって話だよ。
相手にしてくれるうちが華なんだけど、これじゃあもう誰も何も言ってくれなくなりますね。間違いを誰も指摘してくれないって意外と淋しいもんですよ。
これは後から聞いた話ですが、その女性社員の彼氏さんもブロガーをしているとのこと。そしてブログを始めたきっかけもぼくと似ていて、そこに共感して味方をしてくれたようでした。ほら、ぼくだけじゃないじゃん。しかもその彼氏さん、アドセンスで20万円以上をコンスタントに稼いでいるらしく…ぼくなんかより全然凄い人だった。ぜひお会いしたいですぅ!と言っておきました(笑)
それはよかったですね。会って儲かるノウハウ教えてもらえるといいですね。騙されないようにしてくださいね。
最後はもう皆ベロベロに酔っ払っており、翌日の仕事に支障をきたす始末。飲み会で偉そうな事を言っていた人ほど、二日酔いになっているし(笑)ぼくは二日酔いには全くなりませんでしたが、これで「サラリーマンは素晴らしい」みたいな事を言われても説得力ねーんだよって話ですわ。
二日酔いになるならないと、サラリーマンが素晴らしいかどうかが、どう関係しているのか理解できませんが、どちらかといえば素晴らしいんじゃないですか。牧歌的で。
とりあえず今の会社は、アパートの契約期間が切れる来年の1月で辞める予定です。一番の理由は引っ越しのためだけど、こんな事になってあまり居心地もよくないし。
飛ぶ鳥跡を濁さずって言いますけど、跡を汚し尽くして唾吐いて飛んでいきそうですね。

じゃあどうすればよかったの?

三日坊主さんのエントリーは一方的な言い分なので、実際のところはどうなのかわかりません。ただひとつ言えるのは、自分に非があるかもしれない、という思いが微塵もないことです。全て相手が悪いと断じています。ていうか見下しています。

どうすれば自分の夢を語れる楽しい飲み会になったのか?というところを考えて記事にして欲しかったです。ある事柄について嫌っている人、興味のない人をどうやって振り向かせるのがコミュニケーションの醍醐味です。自分のブログを読んでもらって感想を聞くとか、どういう話題の記事が読みたいか聞くとか自分から歩み寄っていれば、リーマンも「よろこんでぃ!」と協力してくれたのではないでしょうか?別に参考にしなくたっていいじゃないですか。相手をいい気分にさせておけばいいのに、それが許せなかったからこういうことになったんです。プライドが高い人は、おどけることが出来ないんです。そういう人と飲む酒が、一番不味いんです。

相手に合わせて出方を変えていれば、飲み会はそこまで不味い酒にはならなかったでしょうし、主導権も握れたことでしょう。しかし、どうしても頭を下げたくなかったのだろうと想像します。そういうプライドこそ、三日坊主であればいいんですが。