賭博を全面開放すべき理由 ーほんとうにパチンコじゃなきゃだめなんですか?ー

賭博は法律によって規制されています。
金銭や品物を賭ける行為をここでは賭博とします。
現在、日本で合法の賭博は以下の通りです。
現金
金融商品取引法デリバティブ取引)
商品先物取引法商品先物取引
保険法(保険契約)
商法(海上保険契約)
無尽業法(無尽)
競馬法(競馬)
自転車競技法(競輪)
モーターボート競走法競艇
小型自動車競走法(オートレース
当せん金付証票法(宝くじ)
スポーツ振興投票の実施等に関する法律スポーツ振興くじ
不当景品類及び不当表示防止法(懸賞金)
お年玉付郵便葉書等に関する法律(お年玉付郵便はがき、夏のおたより郵便葉書)
現金以外
不当景品類及び不当表示防止法(懸賞・景品)
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(パチンコ・射的・輪投げ)
お年玉付郵便葉書等に関する法律(お年玉付郵便はがき、夏のおたより郵便葉書
野球賭博が大変な話題になっております。しかし野球賭博界にメスが入ることはないでしょう。
というよりは根絶することができない、と言ったほうがいいのかもしれません。
 
私は賭博はもっと開放するべきだ、と考えています。
ブックメーカーのようにどんなものでも賭けの対象にしたほうが良いと思っています。
現在のように国が認めたものでしか賭博ができないということは、いらぬ問題を起こす大きな要因になっています。
 

賭博を根絶することはできない

 
中でもパチンコ業界は、その存在が歪すぎます。門外漢の私は多くを語ることはできませんが、あまりにも闇が深いパチンコ業界とそれに関わる大衆の現状をみると、賭博というものの恐ろしさよりもそれが民営であり、多くの破産者や債務者を生み出している現状をもってなお、小手先の規制がかけられるだけで法的に認められている存在であることのほうが恐ろしいです。野球賭博についても2010年に大相撲関係者が野球賭博をしていた件で大きなニュースになったこともありましたが、結局この始末です。ネットカジノ、裏カジノ、裏スロットなんていうものもあります。麻雀もお金をかけてするところがほとんどです。この場合は賭ける金額を低くすることを条件に暗に認められています。要するに賭博を根絶することはできないということです。そして大衆は娯楽の一つとして賭博を求めているということです。
 

パチンコをやりたくてやっている人はどれくらいいるのか?

こちらにパチンコ業界の売上、参加人数、参加回数のグラフがあります。

売上・参加人口・活動回数|一般社団法人 日本遊技関連事業協会

参加人数の単位が「万年」なっているあたりにこの業界の闇の深さを感じます。
 
売上は年々減ってきていますが、それは諸々の規制が入った結果です。それでも平成23年時点で約1300万人の人たちが、なんと約19兆円ものお金を使っています。ちなみに競馬(JRA)の売上は2014年で2兆5000億(前年比103.7%)です。パチンコがいかに圧倒的かがわかります。
パチンコ遊戯者の中で「心からパチンコが打ちたい」と思っている人は、いったいどれだけいるでしょうか?競馬や競輪などは専門性がありますから、遊戯者はある程度競技に興味を持っていると考えられますが、パチンコはどうなんでしょうか?近くにあるからなんとなく、暇なのでしかたなくやっているという人は多いんじゃないでしょうか?そういった人を批判したり馬鹿にすることは簡単です。しかしそれでは何も解決しません。
例えば野球賭博や相撲賭博、ラグビーやバスケなどのスポーツ、文化など様々な分野で賭博行為が気軽にできることになったらどうなるでしょうか。自分の興味のある、知識や経験がある分野で賭博ができるようになったとしたらどうなるでしょうか。それでも「パチンコじゃなきゃやらない」という人はいったいどれくらいいるんでしょうか?そうなった時に初めて、パチンコ業界は真に娯楽と向き合うこととなるでしょう。
 

賭博解禁で色々な業界が潤う

賭博を否定する人は「全面禁止にしろ」ということをよく言います。臭い物に蓋をすることができるなら、それでうまく収まるなら、それもいいのかもしれません。しかし賭博業界は数十兆円の経済規模を持っています。パチンコ業界だけでも19兆円です。これは潰してしまうには影響が大きすぎます。それに賭博を禁止したらこのお金が別のところに使われるようになる、と考えるのも乱暴です。他の娯楽の売上はいくらか上がるかもしれません。しかし違法賭博の開帳は、検挙数以上に増えるでしょう。闇に消えていくお金も増えることになります。現在ですら違法賭博の摘発が追いついていないところがあります。それほど賭博は身近なものだといえるのです。敵視して禁止するよりも、賭博についての規制を大幅に緩めて、色んな業界にお金が回る仕組みを作り、色んな業界に興味を持たせるような方向で話を進めたほうがよいのではないでしょうか。