はてなブロガー伊藤計劃の小説「虐殺器官」の正しい読み方

その言い訳がましさと知識のひけらかしに序盤早々嫌気がmaxに達した「虐殺器官」ですが、ようやく読み終わりました。当方、貧乏性なもので、読み始めてしまったものは最後まで読まないと勿体無いというただそれだけの理由で意地になって読みました。 序盤早…

伊藤計劃「虐殺器官」がヤバすぎて泣きそう

伊藤計劃とは、「ハーモニー」が映像化されたことで知っている方も多いかと思います。また、夭折したSF作家としても知られておりますが、はてな界隈では、はてなブロガーとしてデビュー前からよく知られていたようだと係りの者から聞いております。 そんな伊…

パトリシア・コーンウェル「黒蠅(下)」読了

驚いたことが2つある。 ひとつ、主人公のスカーペッタは物語の核心へ飛ぶ旅客機の中で子供と出会うのだが、その子供が「遊戯王」のカードゲームで遊んでいたこと。まじかよ。寝ながら読んでいたのだが思わず起き上がってしまった。コーンウェル作品の中で一…

「我思うゆえに我あり」を知ったかぶってる人が多すぎるんですけど

我思うゆえに...... - 意味をあたえる これを読んで コンピュータに乗っ取られた人間の未来は明るい|「21世紀の変人たち」とする「真面目」な話|QREATOR AGENT|cakes(ケイクス) これを読んで。 ちょうどやりすぎ都市伝説でハローバイバイ関のプレゼンが「わ…

違法アップロードは本当に悪なのか

はてなブックマークを使うようになって2年くらいになる。始めて少しした頃、相互ブックマーク連盟による超つまらない人たちの超つまらないブログがやたら目につくようになった。最初はそれが相互ブックマーク連盟によるものだと知らなかったのだが、ブックマ…

オリンピック10種競技の解説をどうしても武井壮にやってほしい

卓球の福原愛が準決勝で敗退した。 準々決勝の福原愛は、まるでボールがラケットに吸い寄せられているように見えるほど神がかっていた。しかし準決勝では、逆を突かれたり、打ち返した球がネットに弾かれたり、完敗惨敗と言ってもいい点差だった。 卓球は展…

死体農場を読みながら

つまらない小説を読んだときの徒労感がはんぱない。 小説を読むということに抱く敷居の高さは、この一点に尽きるのではないか。 小説を読むとき、その文章の意味を考えたり、からくりを考えたり、知らない漢字を調べたり、心情に思いを馳せたり、いろいろな…

村上春樹「東京奇譚集」感想(一応)

村上春樹の「東京奇譚集」の最初の話を今読み終わったところ。 信じてもらえないような不思議な経験というのは誰にでもあるだろう。なぜならわたしがそうだからだ。しかし、わたしが期待しているほどそういう話には出会えていないのが現実だ。それに、じゃあ…

高知東生の逮捕についての考察と回想

高知東生が覚せい剤と大麻所持の現行犯で逮捕された。彼がラブホテルで女性と一緒にいたところに踏み込んだとのこと。ワイドショーなどの下衆い情報によると、逮捕時の高知ははだかで、捜査員に「ありがとう」的なことを言ったらしい。テレビでは、どうして…

無関心のススメ

フランスの哲学者ベルクソン(1859-1941)が、「笑い」という本を遺しているのだが、いつまでたっても読み進まない。いつもいつも初めの数ページで読む気が失せる。もう書いてることがややこしいわめんどくさいわ、お前わざと回りくどい言い回ししてるだろ!…

面白い本の探し方

読みたい本がないこういうのあるよね。全然煽ってるように感じなかったのは、増田に共感したからだろう。買いたいものが決まってる状態で本屋に行って他には目もくれずにそれだけ買って帰ることって相当急いでいる時しかない。本屋に行ったら、たいてい目的…

鬱病に効果があるというアヤワスカの思い出

アヤワスカをご存知だろうか。 アヤワスカ - Wikipedia アヤワスカは、ペルー、ボリビアなどの先住民族の言語であるケチュア語で、「魂のつる」、「死者のロープ」という意味をもつ。「アヤ」は、魂、精霊、先祖、死者などを指し、「ワスカ」は、つる植物全…

たまに広告に出てくるダン・ケネディさんについて調べてみた

はてなブログを見ていて、こういう広告が出てきた経験ありませんか?ダンって誰?聞いたことないんですけど。どうせ架空の外人だろう?って思ったんです。パチンコ雑誌や女性週刊誌によく出てくる「夢が叶うブレスレット」的なものを買って私はこんなに幸せ…

明日になれば忘れてしまうような記事を毎日読んでいる

少し前に面白いブログがないという記事が話題になったり、ブクマスパムどうとかいうのが話題になったり、記事を読んでくれたお礼云々とか、金を払ってブクマを買ってるマッスル馬鹿とか、 ブログ(ネット)をどう使うか論みたいな記事が増えて、私もなにかし…

カートコバーンの承認欲求

カートコバーンは27歳の時、ショットガンで頭を撃ち抜いて死んだ。死の真相について様々な憶測が飛び交った。27歳で死んだ数々の天才アーティストとなぞらえて「27歳のジンクス」 などというものがあることを当時の雑誌記事で読んだ。当時の私は、27歳で自決…

わたしがおもしろいとおもうぶろぐ

おまえは今までに読んだブログの数を覚えているのか?面白いと思ったブログって案外なかったりする。たまにストライク入るくらいのものはたくさんあるけど、大抵は惰性。そうではないかな?これまでに貪り読んだブログ。きっこのブログがそうだった。当時の…

ファッションと価値観とへうげもの

ノームコアとマツコ・デラックス思ったことをつらつら書きます。ファッションに正しさを求めるのはどうかと思うけど、TPOに合わせたファッションというものはまぎれもなく存在するので、そういった正しさで判断されるファッションというものはあっていいと思…

君の頭は営業中かね? ー真のミニマリスト ポール・エルデシュー

ミニマリストなんていう生き方が広まっております。みなさんはミニマムに生きていますか?ミニマリストって何?っていう方もいるでしょう。定義も曖昧なところがありますが、本来はこういった意味のようです。ミニマリスト(ミニマリスト)とは - コトバンク最…

ウイルス化した権力者が庶民に伝染する世の中

ゴルゴ13に「バイルス・チェイス」という話がある。田舎のボロアパートに住む青年がいた。痩せていて眼鏡をかけた青年の身なりはみすぼらしく、商店でカップ麺を買ってとぼとぼと帰る後ろ姿に、近所の主婦たちから後ろ指をさされることもあった。ある日、そ…

詐欺師入門を読んで考える〔3〕おとりについて

詐欺は様々な役割分担によって成り立っています。役割は大きく三つに分けられます。おとり、インサイドマン、フィクサーです。おとりについてもう少し詳しくみていきます。おとりは詐欺の花形私たち一般庶民が職業として担う、一番重要な役割は何でしょうか…

詐欺師入門を読んで考える〔2〕詐欺の登場人物

詐欺に関わる主な役割についてみていきます。 ここでは必要最小限の紹介に留めておきます。 グリフター 厳密には暴力ではなく機知を使って仕事をする犯罪者 カモ 被害者、または被害者候補 おとり カモを見つけ、カモから金を巻き上げる手助けをするコン・モ…

詐欺師入門を読んで考える〔1〕隠語について

前回で述べましたとおり、「詐欺師入門」という本は、著者の専門である言語学の研究過程で生まれた副産物です。 ある社会や組織について、そこで使われている言語を調べることは、その社会や組織が持つ性質や構造について知ることにつながります。 例えば、…

詐欺について学ぶ

カラスは盗み、狐は騙し、イタチは出し抜き、そして人は騙る。騙るは人の定め。詩人は詠う。「人は嘆くために生まれしもの」と。だがそうではない。人は騙るために生まれたのだ。それこそが、まさに人の目的である。それゆえに、騙ることを「仕事を果たす」…